シトリンは水晶の一種で、黄色~黄金色をした大変美しい石です。
太陽のような明るいエネルギーに満ち、金運や豊かさの象徴となる石として人気があります。
また、実際にシトリンを手にした方の中には不思議な体験をしたという報告があります。
一方でシトリンの色がが出来るにはいくつかの自然条件が重なる必要があり、天然のシトリンは手に入りにくいレアストーンでもあります。
そのため、市場で見かけるシトリンの多くは人工的に処理をして作られたものであったりもします。
天然も人工もぞれぞれに魅力がありますが、見分け方を知っていると購入に際しては役立ちます。
ここでは、そんなシトリンの魅力やちょっとした目利きポイントをお伝えします。
シトリンはお金はもちろん、人生を豊かにしてくれそう
シトリンの不思議体験
シトリンは和名を黄水晶といい、柑橘類を意味するcitrusを語源としており、黄色~黄金色をした水晶の一種です。
天然石を持つことで不思議な体験をした話を聞くことがありますが、シトリンについても不思議な体験談があり、それも嬉しい内容の報告ががいくつもされています。
眺めているだけで元気をもらえる明るい印象の石ですが、実際に持ち歩いたり身に着けることで効果を感じられるなんて、一体どういうことなのでしょうか?
シトリンの体験談としてよく耳にするのは金運アップに関わるもの、そして意外と多いのが、良いご縁の引き寄せと悪縁の手放しです。
一つずつ見て行きたいと思います。
金運に関わる体験談
金運に関わる体験談としは、
- ご主人の副業の調子が良くなり、口座にお金がたまって来て、「買ってあげようか?」とよく言われるようになった
- 長い間しまっていた指輪をリサイクルショップに持ち込んだら、1万円を超える金額で買い取ってくれた
- 身に着けて2週間ほどしてから、ネットオークションに出品していたものが次々と売れるようになり、1ヵ月で数万円のお小遣いができた
- 大口の契約のアポが取れた
- 知り合いからお野菜の差し入れをもらうようになった、お野菜高いから金銭的に助かる!
- ふと、過去の入ったけど活用していないショップ会員の登録をやめようと思い立ち整理した結果、出費が減った
といった嬉しい声があるようです。
いい縁の引き寄せと悪縁の手放し
いい縁の引き寄せと悪縁の手放しについては、
- 苦手だった人や悩んでいた事柄について、想像もしていなかった状況になり、結果、離れたり手放すことが出来た、しかも、決して相手を傷つけることなく、自然な形で、何故か相手も幸せになってどこかへ行くという形だった
- 離婚が決まり、傷つき将来に悩んでいたときに、明るく物事を考えられるように仕向けてくれ、心身共にに安定した、その後もシトリンを持ち続けたことで、新たな結婚、そして子宝にも恵まれ、今は子育てのお守りとして活躍している
- 子育てに追われて、時間的にも金銭的にも余裕のない日々を送っていたが、シトリンを手元に置いたところ、近所で手ごろな仕事と保育所が見つかった
と、やはり、こちらもシトリンを持つことで人生が好転したという体験談でした。
シトリンに惹かれるとき
太陽のような明るいシトリンに惹かれるときは、ひょっとすると何か変化をもたらしたいと思っているのかもしれません。
こんな体験談がありました。
長年、内向的で人付き合いが苦手な性格に悩んで来ました
天然石との出会いのなかでシトリンの持つ意味に興味を持ち、次第に、自分の性格をなおして人と積極的に接してみようと思うようになりました。
ついにシトリンのブレスレットを購入して身に着け、その効果を試そうと行動しました。
シトリンを身に付けている安心感が自信へとつながり、不思議と人に接する事がそんなに難しくないと感じられるようになりました。
そして自ら若い女性社員に話しかける事が出来ました!
これは、これまでの私なら信じられないすごいことです。
自分で大いに努力し勇気を振り絞ったのは事実だが、同時に、シトリンを身に着けていなければ、絶対に実現しなったことだと言います。
これまでの自分を変えたいけれどもなかなか進めない、でも何とかしたい!というときにこの石が気になるのかもしれません。
そんなときシトリンは、持ち主に行動する勇気を与え、その行先に喜びのエネルギーを広げてくれるのかもしれません。
シトリンと相性がいい人・悪い人っているの?
シトリンはどのような状況においても持つ人に光を与え、その人の力を最大限引き出してくれる石ともいえます。
持ち主を明るさやエネルギーで満たしてくれる、充電器のようなシトリン、そんなシトリンが向いているのは、
- 前に進もうと頑張っている人
- 新しく何か始める予定がある人
- これから商売を新しく始めようとしている人
- 原因があって後ろ向きになってしまっている人
- 経済的な理由があり、金銭面を安定させたい人
- お金や、お金に相当する価値ある物事との縁を増やし、暮らしを安定させたい人
- 大事なイベントを成功させたい人
- 試験勉強を前向きに頑張り続けるためのやる気がほしい人
- 楽天的になって、悩むより行動に踏み切って行きたい人
- 天気に気分が左右されやすい人
こんな感じで、シトリンはエネルギッシュになりたい、これかどんどん進んで行きたいと思う人にぴったりのようです。
反対に、既に仕事に燃え走り続けている、プライベートも充実しているという人には、相性が悪いというより、シトリンのエネルギーは必ずしも必要ないということかもしれません。
シトリンの色はどこから来るの?
こんな素敵な体験をさせてくれるシトリンは、いったいどんな石なのでしょうか?
シトリンが出来るプロセスを知れば、あなたはもっとシトリンを欲しいと思うかもしれません。
シトリンは柑橘類、はたまた黄金を思わせる黄色~黄金色をした水晶の一種ですが、はじめからこのような色をしているわけではありません。
ご存知の方も多いと思いますが、アメシスト(紫水晶)という紫色の水晶がありますね。
この紫色は水晶に含まれる鉄分に起因するのですが、シトリンは、この鉄分が地中深くでマグマなどによる熱干渉を受けたり、地中の放射性物質から発せられる放射線を受けて黄色く変化したものなのです。
こういった自然条件が整ってはじてこの色合いが作られるため、天然で産出されるシトリンは決して多くなくレアストーンの一つとされています。
また、シトリンが自然界で生成する原理を利用して、アメシストを人工的に加熱して作った加熱シトリンが市場には多く見られます。
天然で産出されるシトリンを天然シトリン、あるいは非加熱シトリン、人工的に作られたシトリンは加熱シトリンと呼び、区別をしていますが、お店によってはシトリンとだけ表示している場合もあります。
天然シトリン(非加熱シトリン)と加熱シトリンの見分け方
非加熱の天然シトリンがいい、加熱はダメなんてことは決してないのですが、自分で分かった上で購入するというのは、石とこの先ずっとお付き合いしていく上では大事なことになるのではないかと思います。
そこで、両者を見分けるポイントをお伝えしたいと思います。
色合い
天然シトリンは淡い黄色をしていることが多いです。
またやや茶色がかった、スモーキークォーッに似た色合いのものも見られます。
これに対して、加熱シトリンは色合いが濃い黄色からややオレンジ色に近いはっきりとした発色をしています。
また、これは私がお店で見て気づいたことですが、加熱シトリンはアメシストのクラスターに人工的に加熱、照射するため、アメシストの紫色の部分だけが黄色く変化し、根本の白い部分はそのままの白い色がくっきり残っています。
価格
天然シトリンは数が少ないことから一般に高価です。
クラスターや小さめのポイントならば1万円は下らないでしょうし、程よいサイズのタンブルであっても、同様です。
また、石が大型であったり、カテドラル水晶のようになっているものでは、さらに一桁以上アップします。これに対して、加熱シトリンはよほど大きいものでなければ1万円を超えることはなさそうです。
パワーストーンの実店舗などでは、お求め安い価格であるためか、手の届きやすい場所にゴロゴロっと置かれていて、手軽に手に取ることが出来ます。
ブレスレットの場合、店舗にもよるので一概には言えませんが、加熱シトリンならば数千円から1万円未満、天然シトリンとなると数万円程度以上はするようです。
結晶の形状
天然シトリンには、いくつかの結晶のタイプがあります。
単結晶のもの、カテドラルタイプ(ゴツゴツと先端だけ複数の結晶の頭が突き出た、カテドラルの名の通り大聖堂の建物を思わせる形)、アバンダンス形状(一つの大きな結晶の周りに小さな結晶が取り巻く形)などがあり、水晶のポイントが集まって出来たクラスター状のものはないわけではないですが、あまり見かけません。
一方、加熱シトリンの多くはアメシストのクラスターを加熱して作るため、クラスター状のものが多く、中にはかち割り氷のような形のものもあります。
アクセサリー用に加工されたルースやビーズ、タンブルになっていると、加熱、非加熱の区別がつきにくい場合があるので、お店の人に聞いて教えてもらいましょう。
シトリンと同じような効果が期待できる石
シトリンを手にしてみたいけど、人工的に加熱したものががほとんどなのかあ、、、と思っているそこのあなた、お気持ちはよくわかります。
そんなあたなにご紹介したいのが、ゴールデンヒーラー、またの名をイエローヘマタイトインクォーツと呼ばれる石です。
ここ数年、割と市場でよく見かけるようになったこの石は、水晶の成長過程で、クラックと呼ばれる微細な隙間に鉄分が入り込むことで、ゴールデンカラーに発色した美しくゴージャスな石です。
また、クラックが多いことから光の干渉作用により石の内部に虹が出やすいのも特徴です。
その色合いから、シトリンと同じく、金運をアップさせる、気持ちを明るくする、豊かさをもたらす石として大変人気があります。
こちらの石は人工的に手を加えることは一切しておらず、今のところ産出量もある程度確保出来ているようで、天然シトリンよりは入手しやすい状況にあります。
まとめ
シトリンは柑橘類を意味するcitrusを語源としており、黄色~黄金色をした大変美しい石で、
金運や豊かさの象徴として人気があります。
金運アップや、いい縁の引き寄せなど、シトリンにまつわる嬉しくも不思議な体験談が報告されています。
自然界でシトリンが出来るにはいくつかの条件が重なる必要があり、天然シトリンはレア。
市場で見かけるシトリンの多くは自然のプロセスを人工的に施して作られた加熱シトリンです。
こちらでは、シトリンの加熱、非加熱委の見分け方をご説明しました。
また、シトリンと同じ効果が期待できるゴールデンヒーラーという石も紹介しました。
あたなも機会があれば、この太陽のような石たちをお手に取ってみてください。
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