水入り水晶の水を飲むのはNG?偽物や蒸発の真相とすごい効果を検証

無色の石

水入り水晶は、結晶のなかに太古の水が閉じ込められた大変稀少な天然石です。

中に含まれる水は不老不死の水として、古代中国の皇帝たちが好んで飲用したという言い伝えがあります。

現代においても、「この不思議な水を飲むことができるのか?」という疑問を持つ人も少なくないようで、こちらのブログではその辺りをじっくり検証して行きたいと思います。

また、中の水が「蒸発してしまう?」「偽物は?」といった心配の声もあるようで、合わせてその疑問にもお答えします。

水晶に関わる水に、水晶水というのもがあり、これは自分で作って手軽に楽しむことが出来ます。

作り方を載せましたので、合わせてチェックしてみてください。

水入り水晶は太古の水を宿した壮大なロマンの石で、そのパワーも絶大だとか。

あなたも是非このブログを読んで、水入り水晶の魅力を知ってください。

 水入り水晶の水を飲むのはあり?

水入り水晶とは、水晶内部の空洞に水を閉じ込めながら成長した大変珍しい鉱物です。

中に閉じ込められた水は、いわば太古の水で、古くインドや中国では、不老不死の水として重宝されていました。

実際に中国の皇帝たちが好んで飲んていたという言い伝えがあるにはありますが、実際に水入り水晶の水を飲むことは決しておススメできません。

なぜ飲むべきでないのか、順にご説明していきます。

水入り水晶が出来上がるまで

水入り水晶は、数千万年から数億年前に地下の熱水環境で作られたと言われています。

結晶が育つ途中で周辺に地殻変動が起こったり、環境が変化すると、結晶の成長に影響を及び内部に空洞ができることがあります。

この空洞に周囲の熱水が流れ込み、その後再び水晶が成長することで内部に水が閉じ込められます。

水入り水晶はこのような複雑な過程を経て作られるため、数万個に1個程度しか見つからない大変稀少な天然石です。

そして、数千万年以上前に水晶の内部に閉じ込められた水は、古代の地球環境をそのまま内包しているといえます。

水入り水晶の水には壮大な歴史がつまっている一方で、その生成過程を考えると内部の水を飲むことには大いに疑問が残ります。

水入り水晶の水を飲むのがNGな理由

水入り水晶の水を飲んでいいかどうか、答えはずばりNOです。

前項にまとめた内容をもとに、さらに一歩踏み込んで、その理由を考えてみたいと思います。

<化学的な理由>

水入り水晶の水は数千年から数万年前に水晶が育った地下深くの熱水が取り込まれたもの。

自然環境には多くの鉱物が含まれており、水に含まれる成分は全くもって不明。

毒となる成分が含まれている可能性も十分にある。

また、水晶が結晶する時、まわりは水晶の成分である珪酸が溶け込んだ熱水で満たされている。

珪酸の水溶液の性質は

  • 外観 無色~わずかにうすい褐色, 澄明の液体
  • pH 11.0~12.5 (25℃)
  • 密度 1.200~1.220g/mL (20℃)
  • 珪酸濃度 21.2~23.8%

ということで、少なくともアルカリ性であるのは確か。

しかも、強アルカリ。

理科の授業で学んだように、アルカリ性の液体は皮膚や粘膜を溶かす劇薬だよ。

水晶の中に閉じ込められた水がその後長い長い年月を経て変化したとしても、やはり飲む気にはなれませんよね。

そして、衛生面でも気になることがあります。

<衛生的な理由>

水入り水晶は微細ながら水晶に隙間が空いていることもあり、中の水は完全な密閉状態ではありません。

何らかの雑菌が入り込み繁殖している可能性も否定できません。

太古の昔から現在に至る間にどんな菌が存在したか全くわかりません。

しかも水道水ですら、長期間放置すれば腐ってしまいますので、自然環境にさらされ続けた水晶の水はおよそ飲用には向きませんよね。

以上から、水入り水晶の水は飲むべきではありません。

水入り水晶は、あくまで内部の水と気泡が生み出す動きや美しさを楽しむ観賞用と考えて頂くのがよいと思います。

水入り水晶に偽物はあるのか

水入り水晶には偽物が存在する可能性があります。

水入り水晶は、限られた条件下でのみ作られるため、数万個に1個程度しか見つかりません。

その希少性から非常に高価で取引されることがあり、人工的に模造品を作って売れば大いに利益になります。

では、技術的に人工の水入り水晶を作ることは出来るのでしょうか。

ここについては賛否両論があるようなのですが、一応、天然水晶やガラスに小さな穴を開けて水を注入し、目立たない素材で封をするという手法があると紹介されています。

また、こういった場合、外見だけでは見分けがつきにくいため、購入の際には信頼できる専門店や鑑定書の有無を確認することが大切だそうです。

ちなみに、水入り水晶は、中に気泡が含まれている場合に内部で気泡が動くことで水の存在を確認することが出来ます。

時に水の中に気泡以外に炭素や砂など入り込み、水の動きに合わせて動くことがあります。

人工で作る場合に炭素や砂まで入れこもうとすると技術的にはさらに難しくなり、さすがにそこまでするか?と考えることが出来ます。

気泡以外の内包物があるものは天然の可能性が高くなるのではないかと個人的には思います。

水以外にオイルやタールを内包している水晶もあるんだよ。

 水入り水晶の水が蒸発するって本当?

結論から言うと、水入り水晶の水は蒸発する可能性があります。

水入り水晶は、水晶内部の空洞に水を閉じ込めているとはいうものの、完全に密閉されているわけではありません。

実際には水晶内の微細なクラックや構造の隙間があるため、そこを通じて水が徐々に蒸発することがあるそうです。

特に高温環境や直射日光の影響を受けると、より蒸発しやすくなることがあるので注意が必要です。

ちなみに、私の知人に、気づいたら水入り水晶の水がなくなっていたという人がいました。

「そういえば手に持っていたらなんか手が濡れたなって思ったことがあった」と言われていて、何かの拍子に中の水が一気に抜けてしまうこともあるようです。

水入り水晶のすごい効果・体験談

水入り水晶は、太古の水を内包する特別な天然石で、持つ人に強い癒しの効果をもたらすといわれています。

一般的に、水晶そのものが強いヒーリング効果を持つと言われていますが、そこに数千万年以上前の地球の水が加わり、その相乗効果でエネルギーがさらに高まるそうです。

以下に私が実際、耳にしたすごい体験談を二つご紹介します。

<1つ目の体験談>

その方は、水入り水晶の透明なタンブルをいつも身近に置いていました。

普通は中の水が美しく動くのを楽しんでいたそうですが、イヤなことがあった日や疲れたな思う日には、決まって水晶がぼやけたように曇って見えるんだそうです。

そして驚くべきことに、元気を取り戻した後には水晶も再び透明に戻っているそうです。

石が持ち主の状態に共鳴しているかのような、不思議な話です。

ついで、もう一つ。

<2つ目の体験談>

水入り水晶を購入して数か月後、その方の人生に大きな変化が訪れました。

まずは離婚が決まり、転居をし、次は新しいスタジオを立ち上げることになり、公私ともに多忙な日々を送るようになったとのことです。

今は事業で大成功されていて、「あの石をお迎えしなければ今の私はなかった」と言われています。

水入り水晶がその人のエネルギーを引き出し、前向きな変化を促したように感じられるエピソードです。

このように水入り水晶には、持つ人の内面に強力に働きかけて、人生に影響を与える強いエネルギーを秘めているように思います。

水晶水の作り方

最後に、水入り水晶の水は飲めませんが、その代わりに水晶水というものをご紹介します。

水の中に水晶を浸しておくだけ、という至ってシンプルなものですが、水晶の波動が水に伝わり、水がおいしくしてくれるというものです。

人によっては心身がすっきりしたり、元気になったりとそれぞれにご感想があるようです。

用意するものは以下の通り。

  • 水晶(丸く磨いたタンブル、ポイント、さざれ石などなんでもOK)
  • ミネラルウォーター
  • 水を入れる容器

水は水道水でもよいという情報もありますが、水晶で水をきれいにすることを目的としているので、人工の薬剤などが入らない天然ミネラルウォーターの方がより効果を感じられると思います。

水晶を綺麗に洗っておき、容器に水と共に投入、冷蔵庫で保管。

数時間も置けば十分と思います。

私も飲んだことがありますが、水晶を入れずに冷やしただけの水と比べると、どこか甘味を感じる気がしました。

また、人によっては、水晶を入れておくと水が全然腐らないと言われる方もありますが、私は、念のため、普通の水と同じタイミングで飲み切るようにしています。

まとめ

水入り水晶は、内部の空洞に数千万年から数億年前の太古の水を含む大変稀少な天然石です。

古くインドや中国では、この水を不老不死の水として重宝したという言い伝えがあります。

しかし、実際には中の水には何が溶け込んでいるか不明であり、衛生的にも懸念があるため、飲むことはNGです。

水入り水晶の水は、水晶の微細な隙間から蒸発することもあり、特に高温や直射日光の下に長時間置くことは避けた方がよいと思われます。

水入り水晶には、水晶本来の癒しのエネルギーと太古の水の相乗効果があるとも言われ、持ち主に強力な働きかけをするような体験談も聞かれます。

その生成過程から、人に与える効果まで全てが奇跡のような水入り水晶、もし見つけることが出来たら、是非手に取ってその神秘に触れてみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました